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金に溺れた哀れな原発おかかえ教授=柏木 孝夫

無責任な小泉元首相の「脱原発」発言

冷静かつ定量的な議論が必要

柏木 孝夫
東京工業大学特命教授/先進エネルギー国際研究センター長/東京都市大学教授



新たなエネルギー基本計画の議論が大詰めを迎える中、ある人物の発言が物議を醸している。小泉純一郎元首相による「脱原発」発言である。

安定供給の確保に不可欠なバーゲニングパワー

 経済産業省の総合資源エネルギー調査会の基本政策分科会で進められている、新たなエネルギー基本計画の策定に向けた議論に大きく影響することは、おそらくないだろう。とはいえ、小泉氏の発言は、やはり国民、世論への影響力が大きい。現在は一私人だが、国家を代表していた元首相である。だからこそ、責任を持って、もう少し慎重に発言していただきたい。

 小泉氏が「脱原発」の最大の根拠としているのが、使用済み核燃料(高レベル放射性廃棄物)の最終処分場の問題だ。しかし、もう少し冷静かつ定量的に議論すべきだろう。

 仮に、震災前と同程度に原発が稼働し、日本の総使用電力量の約3割、年間約3000億キロワット時を供給するとしよう。その場合に発生する使用済み核燃料は年間約1000トンだ。比重が10程度なので、体積にすれば約100立方メートルである。10年間では約1000立方メートルで、1辺10メートルの立方体に収まってしまう。もちろん、ひとかたまりにするわけにはいかないので、実際には、もっと大きなスペースが必要になる。だが、とてつもない大きさが必要というわけではない。原子力は巨大なパワーを発生するにもかかわらず、廃棄物が極めて少ないのが特徴である。

 一次エネルギーを輸入に頼らざるを得ない我が国が、エネルギーの安定供給を確保するには、多くの選択肢を持つことでバーゲニングパワー(交渉力)を高めなくてはならない。そのためには、これまで一貫して述べてきたように、原子力は一定量、維持すべきというのが、わたしの考えである。このことの重要性を考えれば、決して「即時、原発ゼロ」などと無責任に発言することはできないはずである。

 小泉氏は、「脱原発」を唱えると同時に、その代替として、再生可能エネルギーの推進を主張している。だが、太陽光や風力など、天候に左右されて発電量が変動しやすい再生可能エネルギーは、原子力と同じベース電源としては使えない。

 一方で、昨年7月に始まったFIT(再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度)をはじめ、既に政府は再生可能エネルギーの導入推進策を積極的に進めている。常々わたしが主張してきたように、FITは“劇薬”であり、効果も大きいが、弊害も出てきている。FITの“光と影”である。

<中略>

導入状況や発電コストの低減などを考慮して、今年4月には、メガソーラーの買い取り価格は約1割下がり、1キロワット時当たり38円になった。2014年度には同34円、2015年度には同30円といったように、今後も着実に下がっていくことが予想される。それでも、既に認定済みの設備の買い取り価格が下がることはない。当初の価格で20年間は買い取られるのである。

 FITは、当初3年間は「発電事業者の適正な利潤に配慮」することが、再生可能エネルギー特措法(電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法)で定められている。だが、3年たったら大幅に見直すことも必要だろう。

 また、いずれは買い取り価格が電気料金を下回るようになる可能性もある。電力の小売り自由化が進み、電力の卸市場も整備されれば、FITで買い取られるよりも、市場で取引するほうが、発電事業者は適正な利潤を得られるようになることも考えられる。

 電力システム改革は着実に進んでいる。11月13日には第185回国会(臨時会)で、第183回国会(常会)から持ち越しになっていた改正電気事業法が成立した。まずは、電力システムの広域化が進むことになる。そして来年度には第2弾として、電力の小売り全面自由化のための改正案も国会で審議される。

 太陽光とは対照的に、風力や地熱などは、環境アセスメントなどに時間もコストもかかり地域との調整も必要なことなどから、導入量は伸び悩んでいる。これらに対しては、規制改革も含めた新たな支援策が必要だろう。


以上、
有名な経済誌に乗ってた文章だが、書いたのは教授だというから驚きだ。単語だけは大人だが内容は小学生の喧嘩レベルと感じる。
『原子力は巨大なパワーを発生するにもかかわらず、廃棄物が極めて少ないのが特徴である。』と言って原発を推進してるのは本当に笑えた。
そして、『風力や地熱などは、環境アセスメントなどに時間もコストもかかり地域との調整も必要』と書いて原発以外の他の方法を攻撃してるつもりなのも、もはや哀れ。



その「ほんの僅かな体積に収まる」核のゴミを現実にほかせる場所があるのならその地名はどこですか?
コストで比べる時に必ず、核のゴミの処分費用=(土地買収、施設建設、何万年もの管理費)を原子力発電にも含めましょうね。 事業をしてゴミを出す業者はゴミの処理までがコスト。有害物質を利用する業者はそれを無害化処理するまでがコストなのは企業の常識です。』


一般読者の意見のほうがよっぽどまとも。

本当に無責任なのは誰でしょうね!






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